<クラブ概要>
1.創部
クラブ代表の土江が、城北及び津田サッカークラブでの10年間のしどう経験を活かし、当時姫路市役所サッカー部の仲間であった中安猛、故島田浩次、八木清貴の3人の協力を得て、昭和63年4月に英賀保小学校の男子児童を対象にクラブ創設しました。創部当時は、英賀保小学校の体操服をユニフォームとして各種大会に参加し、6年生12名、5年生8名、4年生11名、3年生19名、2年生2名、全学年で52名、そして指導者4名からのスタートでした。
2.活動場所の変遷
- 創部当初は、英賀保小学校の運動場を活動拠点とし、サッカーゴールの設置が出来ない状況で練習していました。その状況を聞いた当時の大塩サッカークラブ代表の故村原代表(大塩小学校教諭)からミニサッカーゴールの寄贈を受けたことを機に、小学校横の清水公園でも練習が出来るようになりました。
- 平成4年、当時の育成会役員の皆さんの働きかけにより、矢倉公園に拠点を移すことができ、高須俊成育成会会長が少年用サッカーゴールを鉄工所等で製作していただき、そのことにより多くのチームと交流することができ、ここでの経験が今の英賀保サッカークラブの土台となっています。
- 平成8年、現在の活動拠点である付城公園グランドが完成し、新たな指導者を迎え、現在に至っています。
3.英賀保幼稚園での活動
平成12年当時、英賀保幼稚園の喜多園長よりサッカー教室などが出来ないかと相談をうけ、当時は土曜日の午前中は就園があったので月1回程度、サッカー教室を開催し、現在も中山剛、齋藤知也の両名の指導者が今も活動を続けています。
4.社会人チーム結成
卒団したOBの中から社会人チーム結成の機運が高まり、平成23年に念願のチーム結成を果たしました。その中心的役割を果たしたのが、現在チームキャプテンを務める千々岩健一郎です。彼は、当クラブから初めてヴィッセル神戸ジュニアユースに入団し、中学3年時にはチームキャプテンを務め、兵庫県代表としてブラジル遠征メンバーに入り、貴重な経験をした異色の卒団生です。
平成25年度には、別の社会人チームである広畑FCを加えて、英賀保の社会人チームの2チーム目を編成し、多くの卒団生がサッカーを楽しみ、年代を越えて交流を深めています。
- 平成23年度 姫路市社会人リーグ3部参入 全勝優勝
- 平成24年度 姫路市社会人リーグ2部昇格 優勝
- 平成25年度 姫路市社会人リーグ1部昇格
- 平成26年度 姫路市社会人リーグ2部降格
- 平成27年度 姫路市民体育大会サッカー競技 3位入賞
- 平成28年度 姫路市社会人リーグ1部昇格
5.異色の卒団生・指導者
- 平成4年度卒団 高須 理稔 元INAC神戸レオネッサ監督(平成22年)、現JFAナショナルトレセンコーチ(女子)
- 平成6年度卒団 千々岩 健一郎 ヴィッセル神戸ジュニアユース入団、英賀保サッカークラブ社会人チーム主将
- 平成8年度卒団 前田 崇資 ヴィッセル神戸ジュニアユース・ユース入団(現在、ろう者日本代表チームコーチ)
- 平成11年度卒団 勝原 朋也 弁護士
- 指導者 中山 剛 ろう者日本代表チーム監督、兵庫県サッカー協会理事
◆高須 理稔 INAC神戸レオネッサ監督時代の記事